四苦および八苦
四苦とは 生 老 病 死 である。 生とは生まれいずること、または 人生そのものを苦と見たものである。 老、病、死は生物である人間として避けることのできない外的条件である。 八苦とはこの四苦の他に 愛別離苦 親や子と死別するというように、愛するものと別れなければならない苦しみである。 怨憎会苦 憎しみ会うものと一緒にいなければならない苦しみ 求不得苦 欲求しても手にいれることができない苦しみ 伍蘊盛苦 心身が成長するに従って生ずる苦。したがってこの苦は前出の七苦を総括する。 この四つは精神的な苦を表したものである。 その他二苦、七苦、十一苦、十八苦ないし百八苦にいたるまで諸経論にさまざまな苦の状態を示す。 大事なポイントは仏教の教えにおいては、人生そのものが苦であり、生きて行くこと自体が苦の連続であるということである。
by eudips
| 2007-05-26 00:33
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