2007年 05月 25日 ( 1 )

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人の苦しみを無くすために仏教というものは 存在する。
お葬式のためのみにあるわけではない。

苦しみと一言でいってもいろいろある。
三苦というのがある。
三苦とは苦苦、懐苦、行苦のことである。

苦苦とは寒熱も飢餓、痛不快など肉体的な苦痛のことである。なんびとにも共通な原理的苦痛である。病も傷、辛労、空腹などの痛みや苦しみは普通の神経を持つものには誰にも苦として感じられるから、客観的事実であるといえる。

懐苦とは 破壊滅亡によって感じられる精神的苦悩である。親しい人の死などによって感じるものがその代表的なものである。

 行苦とは現象世界全てが無常であり苦であるということである。ここで「行」というのは修行のことではなく、存在するすべてのものEVERYTHINGとの意味である。全ての存在は必ず原因、条件によって成り立っている限り、またその原因や条件が永遠のものではないので変化は必然である。形あるものはいつか壊れるし、生き物は必ず変化する。すなわち老いる。
 こういった諸々の変化に恐れおののくのが行苦である。修行を恐れるという意味ではない

次は 別の分け方 四苦八苦について述べよう。
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by eudips | 2007-05-25 12:39